〔特集〕歴史に学ぶマネーと経済 ここが気になる9 為政者はなぜ紙幣を刷りすぎる?=板谷敏彦
エコノミスト 第92巻 第22号 通巻4344号 2014.5.13
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第22号 通巻4344号(2014.5.13) |
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ページ数 | 2ページ (全2567字) |
形式 | PDFファイル形式 (670kb) |
雑誌掲載位置 | 38〜39頁目 |
◇紀元前から続く通貨減価の誘惑 西洋史における世界最初の貨幣は紀元前7世紀ごろ、今のトルコ西部にあったリディアで生まれたスタテル貨だ。金銀の粒を作り型枠の彫られた台座に据えてハンマーで叩いてコインを製造した。 銀などはメソポタミアの時代から秤量(しょうりょう)貨幣として重量に応じて使用されてきたが、コインが製造されることによって真贋(しんがん)の区別が容易になりその価値が安定し交易が促進されるよ…
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