〔特集〕世界史に学ぶ経済 PART2 これが世界史を変えた 砂糖と紅茶 「イギリス風朝食」成立の裏面史=川北稔
エコノミスト 第92巻 第9号 通巻4331号 2014.2.25
掲載誌 | エコノミスト 第92巻 第9号 通巻4331号(2014.2.25) |
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ページ数 | 2ページ (全2926字) |
形式 | PDFファイル形式 (481kb) |
雑誌掲載位置 | 78〜79頁目 |
19世紀と20世紀の境目にロンドンに洋行を果たした夏目漱石は、イギリスの食事、特に、朝食に供されるポリッジ(硬めのオートミール)のまずさに閉口し、友人の正岡子規に、そのことを書き送っている。貴族の生活習慣を反映して、極端に軽い「大陸風朝食」に比べると、ポリッジやトーストにベーコン、くん製ニシンに卵料理までがついてくる重い「イギリス風朝食」は、産業革命とともに成立した都市の工場労働者たちの食事だっ…
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