〔経済学はどこまで解明できたか〕/2 バブル 資産価格高騰の原因を説明する三つの仮説=小島寛之
エコノミスト別冊 第91巻 第56号 通巻4321号 2013.12.23
掲載誌 | エコノミスト別冊 第91巻 第56号 通巻4321号(2013.12.23) |
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ページ数 | 3ページ (全4636字) |
形式 | PDFファイル形式 (466kb) |
雑誌掲載位置 | 17〜19頁目 |
バブルは、恐慌とともに市場社会の抱える難題である。しかも、バブルと恐慌は表裏の関係にある問題だと言える。なぜなら、恐慌はバブルのあとに襲来することが多いからである。17世紀オランダのチューリップバブル、18世紀英国の南海泡沫事件、20世紀初頭米国の資産バブル、そして、我々の記憶に生々しい1980年代の日本の土地・株バブルと今世紀に起きた米国のサブプライムローン・住宅バブル。これらのバブルはみな、…
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