〔経済学はどこまで解明できたか〕経済学素人学者が見た経済学の射程=稲葉振一郎
エコノミスト別冊 第91巻 第56号 通巻4321号 2013.12.23
掲載誌 | エコノミスト別冊 第91巻 第56号 通巻4321号(2013.12.23) |
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ページ数 | 7ページ (全7517字) |
形式 | PDFファイル形式 (1901kb) |
雑誌掲載位置 | 7〜13頁目 |
◇様変わりした経済学の風景 半世紀前には「失笑」の対象 非専門家にはまだ十分に理解されていないことだが、現代の経済学の対象はひと昔前までのそれとは異なり、市場、そして狭い意味での「経済」にとどまらず、およそ社会的な事柄全般、人間の生活領域のすべてにわたっている。かのゲイリー・ベッカー(編集部注)が「犯罪の経済学」や「家族の経済学」を提唱して、経済学内外の良識ある人々の失笑と憤激を買ってから半世紀…
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