〔書評〕歴史書の棚 秀吉の小田原征伐 北条氏滅亡の真因=今谷明
エコノミスト 第91巻 第48号 通巻4313号 2013.10.29
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第48号 通巻4313号(2013.10.29) |
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ページ数 | 1ページ (全884字) |
形式 | PDFファイル形式 (235kb) |
雑誌掲載位置 | 64頁目 |
ヨーロッパでは「会議は踊る」といい、日本では「小田原評定」という。ダラダラ続いて何も決まらないことの例えである。豊臣秀吉による大軍の包囲攻撃下、籠城(ろうじょう)は北条一門の金科玉条だったとはいえ、降伏するか戦闘継続かで評議が長びいたことへの、後世の辛辣(しんらつ)な皮肉だった。 実際、1561(永禄4)年、上杉輝虎(謙信)が小田原城を包囲したときは、この籠城戦術によって北条氏康は危機を凌いだの…
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