〔さらば「日本型雇用」〕「高齢者フル就業」以外に日本の進路はない 「定年」は時代遅れの日本型雇用システム＝濱口桂一郎
エコノミスト別冊 第９１巻 第４４号 通巻４３０９号 2013.10.14
| 掲載誌 | エコノミスト別冊 第９１巻 第４４号 通巻４３０９号（2013.10.14） |
|---|---|
| ページ数 | 4ページ （全6014字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （714kb） |
| 雑誌掲載位置 | ９４〜９７頁目 |
先進国の常識は「高齢者フル就業」である。今どき、高齢者を早く引退させよなどと主張している人間は、学者であれ経営者であれ政治家であれジャーナリストであれ、世界の雇用政策アリーナでは笑い者になると覚悟した方がいい。それも当然だろう。急激な出生率の低下と寿命の延びによる人口の高齢化は、先進諸国が今後数十年間共通に直面する課題だ。この挑戦に対し、高齢者の雇用就業を促進するという応戦の方向性が明確になって…
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