〔さらば「日本型雇用」〕初の「高齢社会検定試験」　秋山弘子・東大特任教授に聞く
エコノミスト別冊　第９１巻　第４４号　通巻４３０９号　2013.10.14

　初の「高齢社会検定試験」が９月14日に行われた。発起人の中心人物である東京大学高齢社会総合研究機構（ＩＯＧ、大方潤一郎機構長）の秋山弘子特任教授に狙いを聞いた。（労政ジャーナリスト・大野博司）──検定を実施した背景は何でしょうか。秋山　日本は長寿社会・高齢社会の世界最先進国として課題が山積しており、日本の動向に世界中が注目しています。しかし、解決に向けた社会教育や啓発活動など、総合的にとらえて説…