〔特集〕円安再来 ブラジル・レアル 格下げ懸念で増す下落圧力 時間を要する国際収支改善=前島英彦
エコノミスト 第91巻 第42号 通巻4307号 2013.10.1
| 掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第42号 通巻4307号(2013.10.1) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1537字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (444kb) |
| 雑誌掲載位置 | 33頁目 |
米国の量的緩和縮小に伴うドル建て資産への資金回帰観測から、5月下旬以降、多くの新興国通貨の下落が加速した。このなかでもブラジル・レアルは、インド・ルピーやインドネシア・ルピアとともに、15%以上も下落した通貨に数えられる。 これら3通貨(3カ国)の共通項は、この数年間で外需と内需の不均衡からインフレ率が上昇し国際収支が悪化した点である。すなわち、財政および金融政策が極めて緩和的だったことで内需が…
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