〔特集〕円安再来 揺れる新興国通貨 投資家の「売り」の基準は経常赤字国と高インフレ国=中俊文
エコノミスト 第91巻 第42号 通巻4307号 2013.10.1
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第42号 通巻4307号(2013.10.1) |
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ページ数 | 2ページ (全2443字) |
形式 | PDFファイル形式 (549kb) |
雑誌掲載位置 | 30〜31頁目 |
5月初旬以降、米国の量的緩和(QE)縮小観測の高まりと、中国経済の減速やシャドーバンキング(影の銀行)問題による金融システム懸念から、新興国では通貨、株、債券と資産全般が売られるトリプル安が始まった。これまでも米QEの継続をめぐって何度かトリプル安は発生したが、新興国資産の高騰を招いたQEというエンジンがついに減速を始めることが前提となっており、過去とは全く意味合いが異なる。 図は、新興国資産価…
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