〔書評〕歴史書の棚 国文学界が黙殺する『徒然草』作者の正体=今谷明
エコノミスト 第91巻 第29号 通巻4294号 2013.7.2
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第29号 通巻4294号(2013.7.2) |
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ページ数 | 1ページ (全906字) |
形式 | PDFファイル形式 (276kb) |
雑誌掲載位置 | 64頁目 |
『徒然草』は中学生のころから読まされた。「後徳大寺(ごとくだいじ)の大臣(おとど)の寝殿に鳶(とび)居させじとて」(第十段後半)で始まる難解な章句が、某県の県立高校入試に出題されていて、驚嘆・呆然としたのをいまだに覚えているが、教科書で習ったのは、「高名(こうみょう)の木登りと云ひし男」で始まる比較的分かりやすい一段であった。 ともかく、少年期の『徒然草』との出合いは、人生訓・教訓を偉そうに垂れる…
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