〔特集〕バブルの研究　不動産　不動産バブル発生の３点セット＝関大介
エコノミスト　第９１巻　第２８号　通巻４２９３号　2013.6.25

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掲載誌	エコノミスト　第９１巻　第２８号　通巻４２９３号（2013.6.25）
ページ数	1ページ　（全2138字）
形式	PDFファイル形式　（248kb）
雑誌掲載位置	４０頁目

　不動産価格が急上昇するのを不動産バブルと呼ぶとすれば、大幅な金融緩和はその前提条件と言えるだろう。加えて、金融緩和に伴い発生する「金融機関の融資競争」と不動産価格の上昇を正当化する「おまじない」の存在が必要条件になる。これら3点が揃ったのが、1980年代後半から90年にかけての「資産バブル期」と2003年から07年にかけての「ファンドバブル期」だった。　◇土地神話の落とし穴　資産バブル期の金融緩…