〔グローバルマネー〕金利の均衡もぶち破った黒田緩和のバズーカ砲
エコノミスト 第91巻 第25号 通巻4290号 2013.6.11
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第25号 通巻4290号(2013.6.11) |
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ページ数 | 1ページ (全1139字) |
形式 | PDFファイル形式 (253kb) |
雑誌掲載位置 | 17頁目 |
日銀の黒田東彦総裁が放った異次元の金融緩和という“バズーカ砲”は、15年以上も物価が上がらない「ゼロ・インフレ」の構造の下で日本経済が探り当ててきたさまざまな均衡をぶち破った。その一つが、ここしばらく0・7〜0・8%の水準で安定していた長期金利であろう。ここ最近の債券市場や株式市場の乱高下は、早すぎた株価上昇の調整や中国経済の減速などが背景とされるが、異次元緩和がゼロ・インフレ下の均衡を壊して投…
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