〔書評〕歴史書の棚 中国理解のキーワード「強国構想」=加藤徹
エコノミスト 第91巻 第18号 通巻4283号 2013.4.16
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第18号 通巻4283号(2013.4.16) |
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ページ数 | 1ページ (全838字) |
形式 | PDFファイル形式 (240kb) |
雑誌掲載位置 | 62頁目 |
「正しく恐れる」ことが大切なのは、地震や放射能に限らない。劉傑『中国の強国構想』(筑摩選書、1680円)は、日中関係の悪化を「正しく恐れる」うえで示唆に富む本である。 著者は1962年に北京で生まれた中国人。現在は早稲田大学教授で、専門は近代日本政治外交史と日中関係史である。本書の副題は「日清戦争後から現代まで」。近現代の中国の国家構想の変遷を、日中関係史を主軸として、冷静かつ複眼的な視点で論じた…
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