〔特集〕噴き上がる日銀バブル 国債 日銀が力ずくで抑え込む「官製相場」の危うさ=河村小百合
エコノミスト 第91巻 第17号 通巻4282号 2013.4.9
| 掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第17号 通巻4282号(2013.4.9) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全2918字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (520kb) |
| 雑誌掲載位置 | 32〜33頁目 |
まず白川方明前総裁の退任、黒田東彦新総裁就任の時点で、日銀がコミットしている金融緩和策の内容を確認しておこう(表)。 日銀は、2010年10月に「包括緩和」を導入した時点で、バランスシート(貸借対照表)上に「資産買入等の基金」を設けた。安倍新政権発足後の1月22日の金融政策決定会合では、「物価目標2%の導入」に加え、「物価安定の目標の実現を目指し、実質的なゼロ金利政策と金融資産の買い入れ等の措置…
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