〔書評〕歴史書の棚 皇帝も欲しがった王羲之の書=加藤徹
エコノミスト 第91巻 第12号 通巻4277号 2013.3.19
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第12号 通巻4277号(2013.3.19) |
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ページ数 | 1ページ (全885字) |
形式 | PDFファイル形式 (251kb) |
雑誌掲載位置 | 64頁目 |
後世「書聖」と呼ばれる王羲之(おうぎし)(303〜361年)は、東晋の名門貴族の家に生まれ、動乱の時代を硬骨漢として生き抜いた。 魚住和晃『書聖 王羲之──その謎を解く』(岩波書店、2310円)は、王羲之の人生の軌跡と、書の魅力と謎、日本を含む漢字文化圏への影響を、丹念に追った本である。 本書には興味深い挿話が多い。 王羲之の死後、彼の真筆の大半は失われ、後世の模写しか残らなかった。唐の太宗(在…
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