〔ザ・マーケット〕為替 当面は円が弱含み=棚瀬順哉
エコノミスト 第91巻 第9号 通巻4274号 2013.2.26
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第9号 通巻4274号(2013.2.26) |
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ページ数 | 1ページ (全379字) |
形式 | PDFファイル形式 (712kb) |
雑誌掲載位置 | 90頁目 |
株などのリスク資産が堅調に推移し、世界の金融資産市場は「リスクオン」の状態が続いている。この状況下では、低金利の資本調達通貨である円やドルなどが売られやすくなる。最も好ましい資本調達通貨は、投資の為替リスクの観点からは、その時々で最も下落する可能性が高い通貨だ。2003〜04年に米国の経常赤字拡大が懸念されていた時はドルが、ユーロ圏債務危機に対する懸念が強かった時はユーロが、それぞれ最適だった。…
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