〔特集〕安倍バブル 米国重視の外交は成功するか 経済の方向性を決める 親米か親中かの路線選択=黒瀬浩一
エコノミスト 第91巻 第5号 通巻4270号 2013.2.5
掲載誌 | エコノミスト 第91巻 第5号 通巻4270号(2013.2.5) |
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ページ数 | 4ページ (全2962字) |
形式 | PDFファイル形式 (964kb) |
雑誌掲載位置 | 34〜37頁目 |
日本の戦後の外交政策を振り返ると、親米か親中かは長く重要なテーマであり続けた。米国は安全保障条約の締結国だが、往々にして嫌米の風潮が生まれ、そして嫌米は親中の色を帯びやすい。 紋切り型の表現をすると、日中国交正常化を成し遂げた田中角栄を中興の祖とする木曜クラブ(現額賀派など)は親中、反共思想が強いと言われる清和会(現町村派など)は親米、経済重視で所得倍増計画を立案した池田勇人を源流とする宏池会(…
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