〔ザ・マーケット〕為替 ８０円割れの可能性は小さい＝深谷幸司
エコノミスト 第９０巻 第５７号 通巻４２６５号 2012.12.25
| 掲載誌 | エコノミスト 第９０巻 第５７号 通巻４２６５号（2012.12.25） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全373字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （383kb） |
| 雑誌掲載位置 | １００頁目 |
ドル・円相場が堅調に推移している。円安の背景には、日本の政権交代の可能性と日銀への金融緩和圧力の高まり、これに乗じた投機的な動きがある。投機筋の円売りポジションは増大しており、シカゴ通貨先物市場における残高はここ５年間で最大水準となった。 この点から手仕舞いによる「円買い戻し＝円高」が生じてもおかしくなく、海外市場が休場となるクリスマス休暇の直前は山場となろう。 ただし、米経済指標が安定し、日銀…
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