〔書評〕歴史書の棚 政治学者・北岡伸一の出発点と到達点=井上寿一
エコノミスト 第90巻 第45号 通巻4253号 2012.10.16
掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第45号 通巻4253号(2012.10.16) |
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ページ数 | 1ページ (全835字) |
形式 | PDFファイル形式 (477kb) |
雑誌掲載位置 | 60頁目 |
日本近代史における最大の悪役は陸軍である。陸軍の政治介入が国を誤らせた。帝国憲法による統帥権の独立を盾に、武装集団の陸軍が政治を支配するのは容易だったに違いない。すべての責任を陸軍に帰すれば、それで足りる。あとは軍国主義の復活を許さなければよい。このような理解は、戦後の反戦平和の時代潮流のなかで、長く共有され、今日まで続いている。 それに対し、『官僚制としての日本陸軍』(筑摩書房、2730円)の…
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