〔特集〕原発「国策民営」の崩壊 電力会社の思惑 脱原発を想定し始めた電力 本音は石炭火力とインフラ輸出=岡本寛貴
エコノミスト 第90巻 第28号 通巻4236号 2012.7.3
| 掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第28号 通巻4236号(2012.7.3) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3191字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (667kb) |
| 雑誌掲載位置 | 86〜87頁目 |
6月16日、政府は関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を決定した。しかし、再稼働に対する世論の逆風は依然強く、残る48基の原発再稼働に向けた審査手続きも遅々として進んでいない。不透明な情勢が続くなか、電力会社はあくまで「再稼働ありき」を唱えているが、同時に脱原発を現実的に見据えた対応も迫られている。その有力な選択肢は火力発電所の増設や設備更新だ。 ◇東電の原発代替も火力 東京電力は震災後、千葉、姉…
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