〔特集〕世界史で学ぶ経済 Part2 経済学の歴史 危機が起きるたびに進化し多様化してきた経済学=池尾愛子
エコノミスト 第90巻 第26号 通巻4234号 2012.6.19
| 掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第26号 通巻4234号(2012.6.19) |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ (全3481字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (428kb) |
| 雑誌掲載位置 | 40〜41頁目 |
経済危機が起きるたびに、その原因を究明して解決の道を探るため、新しい経済知識が切望された。経済それ自体が、科学と技術の進歩、計算機の発達やネットワーク化によって変貌と進化を遂げるなか、同時に研究者の経済現象に対する認識も変化してきた。危機に直面すると、新しい理論や革新的なアイデアを要するが、過去の経済学者の思考過程からヒントを得られる時もある。 20世紀半ば以降、各国で一般的に学べる経済理論には…
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