〔特集〕世界史で学ぶ経済 Part2 チョコレートの歴史 ヨーロッパの技術革新が大衆化に寄与した=武田尚子
エコノミスト 第90巻 第26号 通巻4234号 2012.6.19
| 掲載誌 | エコノミスト 第90巻 第26号 通巻4234号(2012.6.19) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全2186字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (541kb) |
| 雑誌掲載位置 | 34頁目 |
チョコレートは現代の私たちにとって身近な食品の1つであるが、手頃な価格で、多くの人々が口にすることができるようになったのは、わずか100年余り前である。カカオ豆がヨーロッパに大量に輸入されるようになり、生産技術が発達して、チョコレートは大衆化していった。チョコレートを通して、国際貿易の変遷、生産技術の改良・機械化、工場の大量生産体制による規格品の登場など、グローバルスケールの歴史が見えてくる。 …
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