〔特集〕食料インフレは新興国を社会混乱に陥れる
エコノミスト　第８６巻　第３７号　通巻３９７３号　2008.7.1

この記事の情報
掲載誌	エコノミスト　第８６巻　第３７号　通巻３９７３号（2008.7.1）
ページ数	3ページ　（全3416字）
形式	PDFファイル形式　（4328kb）
雑誌掲載位置	３１〜３３頁目

特集　インフレ炎上頻発する「食料暴動」食料インフレは新興国を社会混乱に陥れる食料価格の高騰をきっかけとして、世界の新興国で暴動やデモが頻発している。インフレが地政学リスクを引き起こしている。にしはま　とおる西浜　徹（第一生命経済研究所副主任エコノミスト）　ここ数年の中国やインドなど新興国の経済成長は、その人口の多さゆえ、原油、鉱物資源、食料に対する需要を爆発的に拡大させた。　新興国の工業化を通じた…