〔特集〕金利　当座預金残高１０兆円割れの６〜７月以降に「次」〜
エコノミスト　第８４巻　第１５号　通巻３８１５号　2006.3.21

量的緩和解除の次金利当座預金残高１０兆円割れの６〜７月以降に「次」の対応　ゼロ金利解除の本命は秋。インフレ率予想とデフレ脱却宣言がカギとなる。かとう　いずる加藤　出（東短リサーチチーフエコノミスト）　日銀は当面、無担保コール翌日物金利が概ね０％近辺で推移するように意識しながら、日銀当座預金を減額していく。ロンバート貸出金利（公定歩合）は０・１％に据え置かれたため、理論上はそこが無担保コール翌日物金…