〔急増する中国人私費留学生　政府目標１０万人達成の光と影〕
エコノミスト　第８４巻　第５号　通巻３８０５号　2006.1.31

教育急増する中国人私費留学生政府目標１０万人達成の光と影　中曽根康弘内閣時代にスタートした「留学生受け入れ１０万人計画」。当初は達成不可能と見られていたが、現実には中国からの私費留学生の急増で実現した。しかし、出稼ぎ目的の「留学」や宿舎探しの苦労など質的な課題が残されている。はらだ　ゆたか原田　泰（大和総研チーフエコノミスト）１９８３年、中曽根康弘内閣（８２〜８７年）時代に日本は「留学生受け入れ１…