人が集まる街、逃げる街−−第８１回　角館（かくのだて）［秋田県　仙北市］−−みちのくの小京都の課題
週刊東洋経済　第6865号　2019.6.29

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6865号（2019.6.29）
ページ数	1ページ　（全1520字）
形式	PDFファイル形式　（488kb）
雑誌掲載位置	127頁目

人が集まる街、逃げる街第８１回　角館（かくのだて）［秋田県　仙北市］みちのくの小京都の課題　秋田県のほぼ中央部に位置する仙北市に、角館と呼ばれる街がある。街の西側には院内（いんない）川、東側には玉川が流れ、２つの河川は下流で雄物（おもの）川に合流する。　この街はかつて戸沢氏という氏族が治めていたが、関ケ原の合戦の後、戸沢氏が転封され、佐竹氏が久保田藩領として統治した。その後、佐竹氏１９代の義宣（よ…