三人三談 第15回−−われわれは虫を食らう−−食糧危機はもっと深刻だ 柴田明夫 資源・食糧問題研究所代表
週刊東洋経済 第6603号 2015.7.11
| 掲載誌 | 週刊東洋経済 第6603号(2015.7.11) |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ (全1417字) |
| 形式 | PDFファイル形式 (609kb) |
| 雑誌掲載位置 | 92頁目 |
三人三談 第15回われわれは虫を食らう食糧危機はもっと深刻だ 柴田明夫 資源・食糧問題研究所代表 将来の食糧不足については楽観派と悲観派がいますが、私はどちらかというと後者です。 基礎食糧である穀物の需要は、毎年過去最高を更新しながら伸びています。2000年に18億トンだったのが今や24億トンを超えている。このうち約半分は飼料、つまり家畜の餌です。人間はかつて穀物をそのまま直接食べていましたが、穀…
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