世界の視点−−爆破テロで見えた米国の著しい成長
週刊東洋経済　第6464号　2013.6.1

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6464号（2013.6.1）
ページ数	2ページ　（全2244字）
形式	PDFファイル形式　（748kb）
雑誌掲載位置	104〜105頁目

世界の視点爆破テロで見えた米国の著しい成長　プリンストン大学教授　アン・マリー・スローター　米国は成長した。ボストンマラソンの爆弾テロおよびその犯人たちに対する国民の反応は、２００１年９月１１日のテロ攻撃に対してトラウマを抱え、時としてヒステリックに反応する国民とはまったく異なる国民であった。　０１年には数千人もの人々が殺害され、国家の主要な建造物が破壊された。一方、ボストン爆弾テロでは３人が殺害…