知の技法　出世の作法−−第２０６回−−新社会人が力をつける夏休みの活用法とは
週刊東洋経済　第6338号　2011.7.23

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6338号（2011.7.23）
ページ数	2ページ　（全2799字）
形式	PDFファイル形式　（667kb）
雑誌掲載位置	112〜113頁目

知の技法　出世の作法第２０６回新社会人が力をつける夏休みの活用法とは　作家・元外務省主任分析官　佐藤優　社会人が力をつけるうえで、夏休みはとても重要だ。頑張りすぎる新社会人は、夏休みを極力短くする傾向がある（筆者自身もそうだった）が、それは間違いだ。まず、人間にとって休みがなぜ重要であるかを、思想的に理解しておく必要がある。ここでドイツの哲学者ヨゼフ・ピーパーの余暇に関する研究の古典、『余暇と祝祭…