経済危機後の大転換 ニッポンの選択−−第10回−−円キャリー取引とサブプライムのバブル
週刊東洋経済 第6255号 2010.4.10
掲載誌 | 週刊東洋経済 第6255号(2010.4.10) |
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ページ数 | 2ページ (全3082字) |
形式 | PDFファイル形式 (385kb) |
雑誌掲載位置 | 132〜133頁目 |
経済危機後の大転換 ニッポンの選択第10回円キャリー取引とサブプライムのバブル 早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授 野口悠紀雄 第8回で述べたように、日本とアメリカとの間の国際収支を取り出して見ると、2002〜06年の5年間で、日本の経常黒字は、日本からの資本流出より約1500億ドル(約15兆円)大きい(左ページ表のA)。同じことが、中国とアメリカの関係でも見られる(差は2000億ドル)。この…
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