知の技法　出世の作法−−第１４１回−−筆者がなぜ琉球語に取り組むのか
週刊東洋経済　第6253号　2010.3.27

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6253号（2010.3.27）
ページ数	2ページ　（全2675字）
形式	PDFファイル形式　（363kb）
雑誌掲載位置	186〜187頁目

知の技法　出世の作法第１４１回筆者がなぜ琉球語に取り組むのか　作家・元外務省主任分析官　佐藤優　最近、複数の読者から、「なぜ琉球語の勉強をするのか」という質問を受けたので、読者に背景事情を説明しておきたい。　琉球語の勉強は、実はとても難しい。日本語の方言という建前なので、英語やロシア語、あるいはチェコ語を勉強するときのような、基本教材が整ってないのが最大の原因だ。　ちなみに言語と方言の区別は、ほと…