経済を見る眼−−「サブプライム」をめぐる議論の迷走
週刊東洋経済　第6102号　2007.9.29

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掲載誌	週刊東洋経済　第6102号（2007.9.29）
ページ数	1ページ　（全1495字）
形式	PDFファイル形式　（177kb）
雑誌掲載位置	9頁目

経済を見る眼「サブプライム」をめぐる議論の迷走　一橋大学大学院経済学研究科教授　齊藤誠　米国のサブプライムローンの証券化商品の焦げ付きが引き起こした世界的な株価の暴落から、何を教訓とすることができるのか。　問題発覚直後には、証券化という金融技術に対して猜疑の目が向けられた。しかし、信用リスクの低い通常の住宅ローンを担保とした証券化商品は長い歴史があり、ローン債権や不動産の証券化商品のほとんどは健全…