論文　バブルの可能性を探る−−いま日本経済を取り巻く陶酔（ユーフォリア）
週刊東洋経済　第6091号　2007.7.21

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第6091号（2007.7.21）
ページ数	2ページ　（全3089字）
形式	PDFファイル形式　（284kb）
雑誌掲載位置	76〜77頁目

論文　バブルの可能性を探るいま日本経済を取り巻く陶酔（ユーフォリア）　第一生命経済研究所主席エコノミスト　熊野英生　バブルの由来は、１７２０年に英国で起こった南海泡沫事件（Ｓｏｕｔｈ　Ｓｅａ　Ｂｕｂｂｌｅ、４９ページ参照）ではないだろうか。その歴史的教訓から株価が高騰して一気に崩落するまでの過程を「バブル」と呼ぶ。バブルの理論的説明には、経済学者ルディガー・ドーンブッシュ（１９４２〜２００２年）の…