ニッポンの技術再発見−−第３５回−−コニカミノルタ：逆転の発想で手ブレを防ぐ「ＣＣＤシフト方式」
週刊東洋経済　第5929号　2004.12.11

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第5929号（2004.12.11）
ページ数	1ページ　（全1576字）
形式	PDFファイル形式　（205kb）
雑誌掲載位置	62頁目

ニッポンの技術再発見第３５回コニカミノルタ：逆転の発想で手ブレを防ぐ「ＣＣＤシフト方式」開発者　井上義之角速度センサーでブレの量と速度、方向を検知し、リアルタイムでＣＣＤ基板を上下・左右両方向に駆動させる。ポイントとなるのが駆動源の圧電素子。０．１ミクロンの伸び縮みを１秒間に６．５万回繰り返し、ＣＣＤ基板を動かす。従来のモーターを利用した作動装置に比べ、小型化が可能で、設計の自由度も高い。　ＣＣＤ…