［視点］米国による一極支配の落とし穴
週刊東洋経済　第5808号　2003.2.22

この記事の情報
掲載誌	週刊東洋経済　第5808号（2003.2.22）
ページ数	1ページ　（全1270字）
形式	PDFファイル形式　（194kb）
雑誌掲載位置	102頁目

［視点］米国による一極支配の落とし穴　ジャーナリスト　嶌信彦　米国のイラク攻撃が切迫しつつある。フセイン・イラク大統領が白旗を掲げ亡命するか、米国が主張する大量破壊兵器、化学兵器などを、１９９８年までの国連査察で指摘した数量どおりに放棄しないかぎり、攻撃する方針なのだろう。　しかし、米国の強硬姿勢にも落とし穴があった。２００１年９月１１日のテロ事件直後は、ブッシュ大統領の「悪の枢軸」論やイラクのフ…