４５歳でＣＥＯになるための戦略トレーニング（三品和広・神戸大学大学院経営学研究科教授）
東洋経済Think！　 WINTER 2007 No.20　2007.1.22

戦略とは競争優位を構築するものであり、競争優位の構築には時間がかかる。『戦略不全の論理』（東洋経済新報社）の著者であり、利益率の高い優良企業は、経営者が「長任期」で優位を構築していることを実証研究で明らかにした三品和広教授は、戦略的経営を行うためには経営トップが４５歳で社長（ＣＥＯ）に就任することが望ましいと説く。そのためには企業は３０代前半の社員から幹部候補教育を施すべきであり、社員個人も自らの…