著者インタビュー　●竹中優子
プレジデント　2025.4.4号　2025.4.4

『ダンス』「あなたの３０代はどうだった？」。そう聞かれたら、何と答えるだろう。「３０歳になったとき、もう一回本当にやりたいことをしようと思った。３０歳ぐらいって、どうやって生きていくか、もう決めざるをえない段階が来ますよね、人生で」と語るのは、著者の竹中優子さんだ。　福岡在住で会社員でもある竹中さんは、デビュー作の小説『ダンス』で、２０２４年上半期・第１７２回芥川龍之介賞の候補となった。　本書は職…