特集２ お客様本位を貫いた名経営者たち〜石橋正二郎 世界恐慌でも大繁盛。危機に対し、弱気にも強気にもならなかった
日経ベンチャー 第293号 2009.2.1
| 掲載誌 | 日経ベンチャー 第293号（2009.2.1） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1064字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （314kb） |
| 雑誌掲載位置 | 96ページ目 |
かる不況の中にも、なお繁盛発展しているものがある。東のマツダランプ、西の日本足袋がそれである」。世界恐慌下の１９３０年、時の大蔵大臣井上準之助は議会でこう発言した。マツダランプは東芝の電球名、日本足袋はブリヂストンの創業者石橋正二郎が当時兄と経営していた会社だ。 正二郎の父は、福岡県久留米市で小さな仕立物屋を営んでいた。その店を兄と継いだ正二郎はまず足袋専業に転換。そして地下足袋とゴム靴を大ヒット…
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