禅のこころ−仏法の理−　第１１説〜知足（上）　自己を律する厳しさを持つ
日経ベンチャー　第251号　2005.8.1

この記事の情報
掲載誌	日経ベンチャー　第251号（2005.8.1）
ページ数	2ページ　（全1811字）
形式	PDFファイル形式　（235kb）
雑誌掲載位置	92〜93ページ目

修行の本当の厳しさは、自分で自分を律していく中にある。立派になろうなどと、人は日々心を砕くが、それが迷いのもとになる。　達磨大師が開いた禅−−その教えは、師から弟子へ、そしてまたその弟子へと綿々と受け継がれてきました。もちろん、そこには想像を絶するような厳しい修行があります。　さて、達磨禅師から六番目の祖師、六ろく祖そ慧え能のう禅師の弟子に南嶽懐譲禅師がいます。この南嶽禅師に師事したのが、中国唐代…