商人の遺伝子〜鞆の浦商人
日経ベンチャー　第212号　2002.5.1

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掲載誌	日経ベンチャー　第212号（2002.5.1）
ページ数	4ページ　（全3988字）
形式	PDFファイル形式　（137kb）
雑誌掲載位置	92〜95ページ目

瀬戸内海を臨む港町、鞆の浦は戦略上の拠点として、しばしば時の権力者の間で、争奪の的となった。江戸初期には、南蛮の商船が次々と寄港し、長崎や堺のような国際都市の様相を呈していた。鎖国後も、国内交易の重要拠点として賑わうなど、時流をとらえて、大転換期を見事に乗り切った。日本のヴェネチィア　もし、歴史の歯車が別なまわり方をしたら、鞆ともの浦うらは日本のヴェネチィアになっていたかもしれない、と心密かに思っ…