すきやばし次郎 小野二郎 職人の言葉〜その、三 手入れ
日経レストラン 第350号 2005.1.1
掲載誌 | 日経レストラン 第350号(2005.1.1) |
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ページ数 | 1ページ (全844字) |
形式 | PDFファイル形式 (106kb) |
雑誌掲載位置 | 5ページ目 |
「すきやばし次郎」主人小野二郎は、二〇〇四年十月二十七日で七十九歳の誕生日を迎えた。そして、いまでもつけ場の先頭に立って毎日すしをにぎっている。そのすしをにぎる姿はどこまでも凛々しく、他の追随を許さぬ雰囲気が漂っている。現役を退くその瞬間まで、どうしたら上手にすしをにぎれるのか、名人の域に達しているというのに精進を怠らないのである。二郎 じつは、六十五歳になったら、倅たちに店を任して、わたしは第…
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