特集２　Ｅｘｃｅｌで学ぶ「大人の数学」〜「順列」と「組み合わせ」の数をＥｘｃｅｌ関数で求める
日経パソコン　第776号　2017.8.28

　異なる種類のものからなるグループから指定した数だけ取り出し、順番を決めて並べる方法が何通りあるかを求めるのが、「順列」だ（図１）。一方、順番は決めず、グループから指定した数だけ取り出す方法が何通りあるかを求めるのは、「組み合わせ」と呼ばれる（図２）。　「階乗」を使用した公式　ｎ個のグループからｒ個を取り出して並べる順列の数は、「ｎＰｒ」のように表す。この順列を求める公式が図３だ。なお、「！」の記…