特集　Ｐａｒｔ１　囲み〜動作手順にミソ　論理状態は分極で保持
日経マイクロデバイス　第210号　2002.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経マイクロデバイス　第210号（2002.12.1）
ページ数	2ページ　（全1496字）
形式	PDFファイル形式　（307kb）
雑誌掲載位置	140〜141ページ目

　今回開発した不揮発性ラッチと機能パスゲートの動作原理を説明する。　不揮発性ラッチは，通常のラッチ回路にキャパシタとその制御用のプレート線を追加した構成を採る。電源導通時には，従来のラッチと同じ機能を持つ。すなわちパス状態では，クロック（Ｃｌｋ）が“Ｈ（Ｈｉｇｈ）”のときに，入力端子Ｄの論理状態がそのまま出力端子Ｑに現れる（図Ａ−１）。ホールド状態では，Ｃｌｋが“Ｌ（Ｌｏｗ）”のときにはＱの論理状…