新刊　書評〜『超顧客主義』
日経情報ストラテジー　第143号　2004.3.1

　ブランドに関する研究や議論が盛んになって久しいが、どんな商品やサービスを作り出せば不動のブランド創出につながるのか。本書はその答えを「超顧客主義」に求めている。「超」は顧客を「超える」の意という。　商品やサービスの提供側として顧客に対峙するのでなく、自分自身が顧客として発想、行動して顧客の期待を超えるものを生み出し、驚きや感動を与え続けることがブランド価値の創造につながる。ヤマト運輸、ホンダ、花…