病医院トラブル１１０番日記〜患者の娘が「終末期の対応に納得行かない」と猛抗議　在宅医たちは「出るところに出てもいい」覚悟だが……
日経ヘルスケア　第396号　2022.10.1

「なにわのトラブルバスター」─。本職の傍ら、病医院を経営する院長らの悩みを聞いているうちに、誰からともなくこう呼ばれるようになった。診療上の問題からプライベートなことまで、相談内容は様々だ。在宅医療を展開する診療所に、亡くなった患者の娘が経過の説明を求めてきた。「出るところに出る」と迫る娘に対し、在宅医たちも受けて立つ覚悟のようだが……。　「手の甲に穴が開いていたが、あれは何なのか。薬についても、…