病医院トラブル１１０番日記〜「目が良くなれば全て解決する」と患者の息子が主張　高リスク患者への日帰り手術を女性眼科医に迫る
日経ヘルスケア　第392号　2022.6.1

「なにわのトラブルバスター」─。本職の傍ら、病医院を経営する院長らの悩みを聞いているうちに、誰からともなくこう呼ばれるようになった。診療上の問題からプライベートなことまで、相談内容は様々だ。眼科診療所院長が、手術のリスクが高い８０歳代男性に病院での白内障手術を勧めた。すると、患者の息子が「ここで手術してくれ」とごね始め、要求は次第にエスカレートしていった。　「２０年以上診ている患者さんがいるんです…