特集　水害対策の宿命　氾濫前提にソフト対策で壊滅的被害を防げ〜越水したら致命的、改めて実証
日経コンストラクション　第628号　2015.11.23

この記事の情報
掲載誌	日経コンストラクション　第628号（2015.11.23）
ページ数	6ページ　（全5178字）
形式	PDFファイル形式　（6784kb）
雑誌掲載位置	32〜37ページ目

検証、関東・東北豪雨鬼怒川の堤防決壊の主要因は、流下能力不足による越水だ。「１０年に１回」の洪水を流せない箇所として、堤防のかさ上げに向けて用地取得を進めているところだった。治水上の弱点が全国にはまだたくさんあることを、改めて浮き彫りにした。　９月１０日の関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊したことを受け、国土交通省関東地方整備局は９月下旬、有識者による調査委員会（委員長：安田進・東京電機大学理工学…