特集 老朽橋探偵の「補修」事件簿〜塗装剥離の密室
日経コンストラクション 第619号 2015.7.13
| 掲載誌 | 日経コンストラクション 第619号（2015.7.13） |
|---|---|
| ページ数 | 4ページ （全2637字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （3756kb） |
| 雑誌掲載位置 | 50〜53ページ目 |
Ｆｉｌｅ．６都内の高架橋で、主桁の塗装を塗り替える工事が進んでいた。桁をすっぽりと覆う２層構造の足場は、外気が出入りしない密閉空間。作業員が既存の塗装をケレン作業でかき落とすと、高濃度の粉じんが空間内に立ち込める。集じん機を設置しても、濃度を低く保つことは非常に難しい。体調に異変を感じた作業員が病院で診察を受けたところ、思いがけない診断結果が下された。作業員に示された診断結果は「鉛中毒」だった。既…
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