特集 自然災害からの宿題〜完成目前の堤防が型枠ごと崩壊 背後にたまった地下水が押し崩す
日経コンストラクション 第257号 2000.6.9
| 掲載誌 | 日経コンストラクション 第257号（2000.6.9） |
|---|---|
| ページ数 | 2ページ （全1528字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （76kb） |
| 雑誌掲載位置 | 56〜57ページ目 |
９９年３月１９日，三重県紀宝町の井田地区海岸で災害復旧工事中の堤防の一部が崩壊した。堤防は高さ約８ｍの盛り土の法面を厚さ５０ｃｍのコンクリートで覆う一般的な構造。最上部の打設を終えて養生中だったコンクリートが，長さ６０ｍにわたって型枠ごと海側に崩れ落ちた。崩落個所の左右のコンクリートにも亀裂が入るなど，長さ約１００ｍにわたり被災した。 井田地区海岸は和歌山県との県境近くにあり，太平洋の熊野灘に面…
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