特別リポート　進化する世界の環境建築　シンガポール、ドバイ、ドイツに見る政策と技術の動き〜酷暑をしのぐ外皮の工夫
日経アーキテクチュア　第1092号　2017.3.23

この記事の情報
掲載誌	日経アーキテクチュア　第1092号（2017.3.23）
ページ数	5ページ　（全3432字）
形式	PDFファイル形式　（7201kb）
雑誌掲載位置	64〜68ページ目

シンガポールの動向熱帯に位置するシンガポールは、建物の消費エネルギーが大きい。その量は国のエネルギー消費の４割を占め、国は規制強化などの取り組みに注力する。建築では、独自の空調システムや気候を生かした緑化が目立ち始めている。　冷房を中心としたエネルギー消費量が大きいシンガポールでは、国が省エネ建築への誘導を強力に推し進めている。同国の国土交通省に当たるビルディング・アンド・コンストラクション・オー…